ゴルゴ13に女性は切っても切り離せません。
依頼人、協力者、敵、ゴルゴに抱かれる者・・。
超A級のスナイパーであるゴルゴ13は強烈なオスの魅力を発散していて、出会う女性はほとんどゴルゴに魅了されてしまいます。
時には敵であったはずの女性が、いつしかゴルゴの帰りを待つ健気は女性になったりします。
ゴルゴ13に登場する強烈な女性キャラ大集合です。
ゴルゴ13、冷血キャサリンとは?モスクワ人形の正体は?
ゴルゴ13見てる
冷血キャサリンの声優は本田貴子さんか
fallout NV日本語版でコンパニオンになるキャスの吹き替えの人やな pic.twitter.com/ZcnxP2QnyQ— Pomme (@Pomme_MJ) May 27, 2018
「冷血キャサリン」(『ゴルゴ13』第110巻第338話)はIRAのテロリストです。
かつては眉一つ動かさず警官5人を殺害する非情な殺人者でしたが、母となり、テロ活動で子を失ってからはすっかり弱腰な普通の女になってしまいました。
子の父はゴルゴと推定されています。
暴走する同志を殺そうと自らを囮にして同志をおびき出しますが策略が見破られ、射殺されてしまいます。
キャサリンを射殺した閃光の位置からターゲットの位置を察知し、すぐさま狙撃するゴルゴ13の凄技が光る作品です。
ゴルゴに抱かれ母となり、殺人鬼から人間に戻れたキャサリンがまた死んでいく、 悲しさにあふれたストーリーです。
「モスクワ人形」(『ゴルゴ13』第15巻第63話)は、どこにでもいる母親思いの娘ミーナがはめられてKGBの工作員に仕立て上げられていきます。
ミーナはKGB施設に潜入し破壊活動をしていたゴルゴに出会い、工作員としての責任感からゴルゴを尾行してしまい、感づかれて射殺されてしまいます。
国家に仕組まれ命まで落とすミーナ、フリーランスとして自分のルールのみに従うゴルゴ、対局にいる両者の対比と、KGBをものともせず破壊活動を成功させるゴルゴの活躍が素晴らしい作品です。
冷血キャサリンとモスクワ人形、徹底比較
2018/7/14 10:39:07です。ゴルゴ13 15 コミックス単行本 さいとう・たかを 小学館 スリ 幹部将校 KGB 表題作 訓練 アクシデンタル 2話 モスクワ人形 残光 養成所 収録 潜入 米国空軍 秘書 スパイ https://t.co/RyOBdwp3nM pic.twitter.com/fgRS9V9qX6
— わくわく仮面@相互 (@nevilleodod) July 14, 2018
「冷血キャサリン」と「モスクワ人形」ともに裏社会に生きる者でありながら、普通の女性のか弱さも備えたヒロインが登場し死んでいきます。
キャサリンはゴルゴの強さに魅了され、ゴルゴへの思いとゴルゴの子への愛を抱き、普通の女性に戻ってしまう。
一方ミーナは、テロリストにされながらも、母への思いは変わらず、死ぬ間際まで母を気にしていた普通の母思いの娘でした。
悲しく切ない読後感を抱いてしまう作品です。
ゴルゴ13の悲運のヒロインは冷血キャサリンかローラか
ゴルゴ13 1983/05/28
“<世界初のコンピュータ・アニメが遂に出現!> / アメリカ財界の黒幕、大実業家ドーソンの一人息子が狙撃された! スナイパーはゴルゴ13―国籍不明、年令不明、本名不明…。” pic.twitter.com/QMLhSjWbzf— AnimeVHSbot (@Anime_VHS) May 26, 2020
ローラは劇場版ゴルゴ13に登場する、夫を亡くした女性です。
一代で財をなしたドーソン家の跡取りの妻で、ゴルゴの狙撃で夫を亡くし、娘まで失い、娼婦にまで身を落としてしまいます。
本人に非はなくゴルゴとの関わりも少ない中、ただただ転落していく。
「ゴルゴ13」でも珍しい登場人物です。
キャサリンはテロリストという自らの”業”で最愛の子供の命を落とし、ローラは娘までもゴルゴをおびき出す餌に使われ絶望し、裕福な暮らしから娼婦にまで転落する、ゴルゴに登場する女性の中で悲劇ランキングで上位にでるのは間違いありません。
ローラが印象に残る、その理由は
ローラは登場回数も、ゴルゴとの関わりも少ない女性キャラクターです。
しかし、夫と義父の確執にまきこまれ、坂を転げ落ちるように転落する様が強い印象を残すのでしょう。
冷血女リンダ 強烈女性キャラのしんがり
リンダは「レディ・ビッチ」(『ゴルゴ13』第25巻第97話)に登場する元娼婦です。
娼婦からマフィアのボス「マーティ」の愛人にとりたてられていましたが、マフィアの女から、華やかな表社会の貴婦人になることを夢見ていました。
裏社会から抜け出すにはマーティを殺害するしかないと思い込み、マーティの殺害をゴルゴに依頼します。
マフィア組織内の混乱に乗じてマーティの狙撃に成功したゴルゴですが、裏社会を嫌悪していたリンダが、裏社会の男のゴルゴに魅力を感じてしまいます。
忌み嫌う裏社会の男に引かれた自分が許せないリンダは、ゴルゴを逆恨みして拳銃をつきつけ、あっけなくゴルゴに反撃され命を落とします。
裏社会を嫌いながら、メスとして裏社会の男ゴルゴにひかれる自分、相反する思いを抱き、混乱の中、あろうことかゴルゴにたてついて殺される。強烈すぎるキャラではないでしょうか。
まとめ
1 冷血キャサリン、モスクワ人形、ともに悲運の女性キャラ
2 ローラ、リンダもまた悲しい
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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