ゴルゴ１３の最終回はどうなる？金庫に保管？伏線は？独自解説

ゴルゴ１３は連載が継続していて、連載が継続している漫画の単行本発行部数は
ギネス記録を更新しています。

原作者のさいとう・たかを先生が亡くなった後も、分業体制のさいとうプロダクションが
連載を継続するという究極の分業体制となっていて、
理論上は未来永劫ゴルゴ１３は継続することが可能な体制となっています。

しかし、生前にさいとう・たかを先生は「ゴルゴ１３には最終回がある」と
インタビューで語っています。

それはどのようなストーリーでどこにあるのか、そしてすでに伏線は張られているのでしょうか？

ゴルゴ１３の最終回に迫ります。

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ゴルゴ１３の最終回は金庫にあるのか？
1. 作者が死亡したゴルゴ１３　最終回はどうなるのか？
ゴルゴ１３の最終回、伏線は張られているのか？
1. 伏線を徹底分析
ゴルゴ１３の最終回はいつ！内容を大胆予測！
ゴルゴ１３の最終回　まとめ

ゴルゴ１３の最終回は金庫にあるのか？

今日読んだ業界紙のコラムに、
ゴルゴ１３の名言が載ってて、、、

色々思い出したら、、、

これ、言ってやって。 pic.twitter.com/fIQsASyTED

— always with UK (@kazusa02060206) October 11, 2021

ゴルゴ１３の最終回についてはいろいろ語られています。

「最終回はすでに描かれていてさいとうプロダクションの金庫に入っている」
「最終回はスイス銀行の金庫になる」「大物政治家の麻生太郎はすでに最終回を読んでいる」
「最終回を探ろうとすると殺し屋がやってきて狙撃される」・・。

国民的人気を誇る作品だけに、さまざまな憶測を呼んでいますが、
実際のところはどうなのでしょうか？

「ゴルゴ１３」の作者さいとう・たかを先生が以前にAERAのインタビューでこう話しています。

「当初は10話で終わる予定だったので、最終回のストーリーは頭の中でもう決まっています。
一時期、最終回のラフが金庫にしまってあるなんてうわさもありましたけど、それはデマです。
私の頭の中にしかありません」

金庫説はデマや都市伝説の類だったのですね。

作者が死亡したゴルゴ１３　最終回はどうなるのか？

そしてさいとう・たかを先生は最終回の内容はアシスタント2人には話しているそうですが、その二人はすでに他界されています。

またさいとう・たかを先生も亡くなられたため、
本当に最終回の内容はだれも知らないのでしょうか？

それとも病床にあったさいとう・たかを先生が、自分なしても連載を継続してほしいと
メッセージを託したように、最終回の内容もさいとうプロダクションの幹部に
話しているかもしれませんね。

ゴルゴ１３の最終回、伏線は張られているのか？

#ゴルゴ13
やっぱり第１話のこのシーンが衝撃的だった。
女性をグーで殴っちゃダメでしょ…。 pic.twitter.com/IsqZJ39UeO

— わっきぃ (@wakkiwakkie) October 17, 2021

ゴルゴ１３の最終回について伏線は張られているのでしょうか？

さいとうプロダクションの元アシスタントの人がこう話しているといいます。

「さいとう・たかを先生とアシスタントの石川氏が「ゴルゴ１３」の最終回について話しているのを聞いたら、なんともつまらない終わり方だった。作品の最初のほうに伏線が数回張られているので、わかる人にはわかる」

というものです。

なんとも興味深いですね。

伏線を徹底分析

ゴルゴ13で印象に残ってる名エピソードは沢山あるけど、｢もうひとりのプロフェッショナル｣はよく印象に残っている
老齢それに加えての衰え故（引退を決意するハンターに対して、｢やめられるのか｣と聞いてしまうゴルゴ
老人と自分を重ねている事が伺える
ゴルゴも老人のように、辞められないのだと pic.twitter.com/IbJW4F9GhI

— ボト (@botomeze) February 24, 2020

さて、伏線はあるのでしょうか。

最初のストーリーを読んでもよくわかりませんでした。

分業体制なのでいつまでも継続が可能なのですが、
もし最終回がくるとすれば、それはさいとうたかをプロが倒産したときでしょう。

やってこないかもしれない最終回にむけ筆者が考えた伏線はこれです。

「もうひとりのプロフェッショナル」（『ゴルゴ１３』第１９３巻）に
伏線が張られていると思います。

ストーリーは、カナダでの狙撃を依頼されたゴルゴは老ハンターと出会います。

老ハンターはゴルゴのテントにやってきてハンターとしての哲学を語ります。

そして、仕留める瞬間にハンターとして心を消せなくなった時に引退を決断します。

自らの引退をゴルゴに語る老ハンターにゴルゴが「やめられるのか」
「やめることができるのか」と聞き返すゴルゴ。

獲物をしとめるプロとして、自らの未来の姿を老ハンターに重ね合わせていたゴルゴ１３にとって
この問いかけは自らへの問でもあるのかもしれません。

狙撃者としての引き際がゴルゴ１３の最終回のキーワードになるでしょう。