ゴルゴ13にはなぜか美女が多く登場します。
ほかの漫画とちがって、レギュラーの登場人物はゴルゴだけ、ほかにいるとすれば
強いて言えばガンスミスのデイブ・マッカートニーくらいで、多くの登場人物は
ほとんどが1回限り登場になります。
いわば通りすがりのキャラクターたちなのですが、なぜか印象に残る美人キャラクターがいます。
なぜ彼女たちは長いゴルゴ13の歴史のなかで、しかもワンポイントの登場にもかかわらず
強いインプレッションを与えてくれるのでしょうか。
独自目線で選んだゴルゴ・ビューティフルレディースランキングを発表します。
第1位 アンジー 「楽園の汚染」(『ゴルゴ13』第80巻256話)
アンジーはカリブ海のリゾート地セント・トーマス島の高級売春宿のマダムです。
島の売春を取り仕切っているフランクボネの娘です。
アンジーはビジュアルはナンバー1美女です。
しかしひとつ難があります、それはアンジーはドSなのです。
ボネ抹殺の依頼をうけたゴルゴはまず、セント・トーマス島に潜入し、
アンジーがマダムをつとめる売春宿に出向きます。
そしてアンジーを見つめ、アンジーの注意をひき、腕っぷしがつよい黒人バーテンダーを
瞬殺してアンジーに気に入られます。
マダムで娼婦ではないアンジーは、ゴルゴを「わたしがあんたを買ってあげる」と
自室に招き入れます。
部屋でしばらく待たされたゴルゴ、そこに登場したのはムチをもって黒の革製ビキニに
ロングブーツ、ナチスドイツの制帽をかぶったアンジー、バリバリのドSコスチュームです。
さすがのゴルゴも「・・・・」と戸惑い気味です。
シャツを脱がせて、ゴルゴの胸を鞭打つアンジー、傷口からにじみ出る血液をみて
アンジーは突如興奮しはじめます。
興奮した目つきでゴルゴの血をなめながら、「ああ、お願いデューク、いいめ見させて」と
ドSから一気に懇願キャラに変身します。
(これだけ性癖のふり幅が広いのもある意味アンジーの魅力です)
2ページにもわたるベッドシーンではアンジーの男遍歴が語られ、フィニッシュは
アンジーが「ちくしょう、なんて男なの、やめたら殺すから」と言わしめ
ゴルゴにかみつきながら果てます。(アンジーは血液フェチなのでしょうね・・)
ちなみにアンジーは、ボネと一緒にゴルゴから逃れようと水上飛行機で飛び立ったところ
飛行機ごと破壊されて死亡します。
ゴルゴ13が抱いた美女ランキング 第2位 ベルマ・ハーロー「査察シースルー」(『ゴルゴ13』第4巻第24話)
祝『ゴルゴ13』連載50周年!【毎週一冊『ゴルゴ13』】このゴルゴがすごい!【第4回】第4巻「査察シースルー」 https://t.co/ynKjq5r4wj pic.twitter.com/6v442yBF6r
— コミスン 小学館のマンガ情報メディア (@comic_sn) June 3, 2018
ベルマ・ハーローは表向きは国連職員、副業としてモデル、裏の顔はCIAの工作員。
ゴルゴへの連絡要員として接触、ゴルゴと寝ることも命令されており、
全裸になって抱くことを要求します。
自分は不感症の女だから「早くすませて」と上から目線でゴルゴに命令。
しかしゴルゴのテクニックにかかって感じまくっています。
しかも6ページにわたって「I never・・」と。
モデルだけあって美貌はまちがいなしですが、秘密を知ったゴルゴを殺すよう
命じられており、あっさりゴルゴに返り討ちにあって死亡します。
ゴルゴ13が抱いた美女ランキング 第3位 パミーナ(「魔笛のシュツカ」『ゴルゴ13』第4巻第30話)
「ゴルゴ13」初期の名作「魔笛のシュツカ」に登場する老スナイパー、シュツカは「魔笛」の愛好家。一方パミーナという名前に即座に反応するゴルゴは、クラシック音楽もかなり通のよう。この女性は実はシュツカの娘で、さらにシュツカとゴルゴは同じ標的を狙うことになり、運命が交錯する。 pic.twitter.com/EhSO5p36bA
— 青山通・著『ウルトラセブンが「音楽」を教えてくれた』(新潮文庫)+ 欅坂46・てち・坂道推し (@navyblueaoao46) June 24, 2020
パミーナは一般女性です。
父親が元ナチス親衛隊の殺し屋シュツカで、ユダヤ人の交際相手との結婚は反対され、
自暴自棄になって家を飛び出し、ゴルゴに拾われます。
処女のパミーナはドイツ人以外に処女をささげたいと全裸でゴルゴに迫ります。
ゴルゴは珍しく処女と一戦をまみえます。
パミーナは初々しさ、そして処女を失った女の揺れ動く心理を体現した、
この瞬間の女性にしか出せない美しさを表すパミーナが第3位です。
ゴルゴ13がベッドを共にした個性派美女
ゴルゴ13のベッドシーンの台詞回しほどセンスあるものってないやろこれ pic.twitter.com/uSJxVAPE1v
— やんなごやん (@nagoyanman) January 27, 2015
「南仏海岸」(『ゴルゴ13』第2巻第9話)
名前は不明、ゴルゴが長時間張り込みをするのに怪しまれないためだけのカーセックスの
相手です。
にもかかわらず喘ぎ声が「雨のサントロペ」、なぜ雨?、なぜサントロペ?、
そもそもサントロペってどこ?
一生サントロペが忘れられなくなってしまいます。
決して絶世の美女ではありません、こんな喘ぎ声を出されたら
忘れられない女になってしまいます。番外編個性派美女でした。
ちなみに、このストーリーで描かれる戦う全盲の殺し屋イクシオンとの闘いも傑作です。
ゴルゴが抱いた美女 マリアンヌ
「MASK」(『ゴルゴ13』第153巻第507話)に登場するマリアンヌは
CIAのエージェントです。自分を罠に陥れたハウゼンにもてあそばれます。
ハウゼンはド変態(隠れSM部屋にはグッズが満載)で
マリアンヌはハウゼンに抱かれ、体に刻み込まれた変態ハウゼンの
痕跡を消し去ってほしいとゴルゴに懇願します。
ここまでくるとゴルゴはセックスボランティアです。
ゴルゴが抱いた美女 まとめ
1 ドS美女アンジーは生き血がお好き
2 ゴルゴは不感症美女もノックアウト
3 ゴルゴは処女の美女も昇天
最後まで読んでいただきありがとうございます
ゴルゴ13に登場する女性キャラ関連記事
ゴルゴ13は女好き、ベッドを共にした女性たちのあり得ないセリフ
ゴルゴ13が戦ったテレパスはエスパーのアンナ、超能力とどう戦ったか?
ゴルゴ13はなぜモテる?! 誘われることばかりのゴルゴを誘った女ランキング!
ゴルゴ13とミステリーの女王マッジペンローズ、瀕死でミステリーの女王2とも戦う
ゴルゴ13に登場する冷血キャサリン、モスクワ人形、ローラ、リンダ、女性たち
コメント