ゴルゴ13は国際超A級スナイパーです。
時には世界情勢を一変させたり、戦争の勝敗を決する決定的な”仕事”をします。
当然、ゴルゴに”仕事”をさせたくない敵対勢力があり、ゴルゴを排除しようと、
様々な対策を講じます。
その中にはゴルゴに戦いを挑む強敵(ライバル)たちが多く登場します。
そんな強敵と相まみえた時ゴルゴはどう戦ったのか、徹底解説します。
ゴルゴ13のライバルたち 最強の敵はスパルタカス!
!? ゴルゴのパチスロにスパルタカス出てるのか……ヤバい打ちたい…… pic.twitter.com/K5KULov6RA
— こっぷ⚔男の娘同好会副会長 (@newkoppchan) June 18, 2013
ゴルゴ13のなかでも最強の敵それがスパルタカスです。
スパルタカスは「鬼畜の宴」(『ゴルゴ13』第38巻第129話)に登場する凄腕の殺し屋でコンゴ動乱でゲリラ部隊の隊長として戦い、傭兵部隊を苦しめた経歴をもつ殺し屋です。
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南米でゲーム感覚で原住民を虐殺する大富豪・ロスマクドナルドとインゲマルペテンセンが、
退屈しのぎにゴルゴ13とスパルタカスの決闘見物を思いつきます。
ロスマクドナルドとインゲマルペテンセンはスパルタカスを騙し、
大金を積んでゴルゴの抹殺を依頼します。
金持ちの退屈しのぎに乗せられたとも知らず、ゴルゴに戦いを挑んだスパルタカス、
コロセアムで対峙する二人。
スパルタカスの「ファイアー」の叫び声とともに始まる死闘。
両者は弾を打ち尽くし、ゴルゴは左腕を撃たれ、スパルタカスは腹に致命傷を負います。
死闘を終えて、お互いを称えあうゴルゴとスパルタカス、
このシーンはゴルゴ13きっての名シーンでもあります。
周囲に設置されたテレビカメラから、ゴルゴとの死闘はロスマクドナルドと
インゲマルペテンセンの道楽だったと知り、スパルタカスはゴルゴに二人の抹殺を依頼し、
ゴルゴは快諾します。
イタリアマフィアに守られ籠城しようとする二人だったが、
先回りしていたゴルゴに眉間を撃ち抜かれ抹殺されます。
人の命をおもちゃにする二人の最後、スパルタカスの無念が晴らされ、読後感のいい作品です。
ライバルであり強敵、そこにはプロとして誇りとリスペクトが
ゴルゴ13で好きなキャラクター スパルタカス
ゴルゴ史上で東郷に全弾使わせた男は彼のみ。
まさかの東郷のお褒めの言葉。
ゴンゴ動乱の歴戦の勇士。泣ける。 pic.twitter.com/vJvF2SuGYj— ぬー鳥と仲間たち 脱力系イラスト (@hORnqW75TvaHvC7) October 26, 2017
ゴルゴと登場するプロは、お互いを認め合っています。
スパルタカスは、2000万ドルでゴルゴの殺しを依頼されますが、
5000万でないと受けないと話します。
それほどの強敵だとゴルゴを認めているのです。
そして死闘のあと、二人のやりとり。
「と、とどめを刺したいだろうが・・・あ・・・あんたの銃にも、もう・・・」(スパルタカス)
「弾丸は残っていない・・・すばらしい動きだったよ・・・」(ゴルゴ)
「あ、あんたも・・・な・・・し、しかし、おれのほうは腹をやられているんだ・・・長くはない・・・ま・・・ゴルゴ13に、とどめを刺せないまで弾丸を使わせたんだ・・・それで満足すべきだろう」(スパルタカス)
そしてゴルゴに二人の抹殺を依頼するときに、
「あんたほどの男が感情で動くとは思えねえし、また動いて欲しくもねえ」と話しています。
ゴルゴは仕事のあとに話をすることはほとんどありません、
ましてこれほど長く会話をしたのはスパルタカスだけです。
ラストシーンでは、現場から飛び立つ傭兵部隊の輸送機内で、
傭兵に話しかけられたゴルゴは珍しく、無駄話に付き合い、
スパルタカスの名をつぶやき窓を眺めながら感傷に浸ります。
ゴルゴの胸にある強敵を敬うプロの心境がにじみ出ます。
ゴルゴ13のライバル、その強さの秘密は?
この方を見るとなぜかゴルゴ13「鬼畜の宴」のスパルタカスを連想するね…
多分直接の関係はないと思うけど… https://t.co/4ubTk8aGJ7 pic.twitter.com/BJzDSSqNno— うえだましん (@VEDAMachine) January 17, 2021
スパルタカスは、コンゴ動乱に参加したゲリラの隊長でした。
ラストシーンでゴルゴに話しかけてきた人種差別主義者の傭兵が
「コンゴ動乱で凄い黒人のゲリラ隊長がいたが名前を思い出せない」
「あいつはきっと大物になる、いや、もうなっているかもしれねえ」と
敵にも絶賛されるほどの強敵でした。
スパルタカスの強さ
スパルタカスは元ゲリラの隊長です。
銃や格闘など全般的な戦闘スキルが高いことと思われます。
ゴルゴとの闘いで使われた銃はリボルバーの拳銃でした。
一瞬の戦いで、ゴルゴに全ての弾を使い切らせて、さらに左腕にも負傷させます。
また、凄腕のプロは、全財産をいれている隠し口座の口座番号を
スーツの裏地に縫い込んでいました。
いつ死んでもいいように、財産相続の手立てを講じているのも、
ある意味スパルタカスの「強さ」でしょう。
しかし、全部の服に縫い込んでいるのでしょうか・・
ゴルゴ13のライバル、最大のピンチは?
ゴルゴ13、スピンオフで、スパルタカス伝説とかイクシオン&ケルベロスとかやって欲しいなあ。 https://t.co/XoJOXchjno pic.twitter.com/qnTyjhoh47
— 無門鬼千代 ワクチン2回接種完了 (@ainoanison) April 11, 2021
ゴルゴを苦しめた相手は多く登場します。
その中でも最大のピンチだったのは、戦った後に「素晴らしい動きだったよ」と
褒めたたえたスパルタカスだけです。
ゴルゴにこれだけ認められたスパルタカスが、
ゴルゴを最大のピンチだった相手と言えるでしょう。
ちなみに、上のツイッターで登場しているのは、
盲目の殺し屋イクシオン、彼も強敵でした。
最大のピンチの理由は
ポイントはゴルゴが使う拳銃はリボルバーだけです。
弾詰まりをさけるため、オート拳銃は使わないと思われます。
弾をつまらないが、相談数は5発と限られています。
スパルタカスほどのプロとの撃ち合いでは、弾が足りなかったのでしょう。
ゴルゴ13とライバルの戦い まとめ
1 強敵ナンバー1はスパルタカス
2 ゴルゴはスパルタカスを強くリスペクト
3 ゲス野郎のロスマクドナルドとインゲマルペテンセンは瞬殺!!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
コメント
[…] バイオニックソルジャー・ライリー ライリーは間違いなくゴルゴの最強の敵の一人です。 […]