ゴルゴがよく口にするセリフ「ギルティ」、これは「有罪」という意味で、
陪審員制のアメリカでは陪審員が有罪か無罪かを決め、
その結果有罪であれば判事が「ギルティ」と発します。
そして量刑は判事が決めるのが大半です。
しかし、法を司る裁判所の判事がいう「ギルティ」と、
裏社会に生き成功率が99%以上のスナイパーゴルゴが言う「ギルティ」とは
全く意味が違ってきます。
ゴルゴはこれまでどんなシチュエーションで「ギルティ」と発し
その結果、どうなったのでしょうか。
ゴルゴ13が言った「ギルティ」有罪になった者の末路は?
そろそろ閉館なので、出ました!
土曜日に謎解きに朝イチからまた足を運びにきます!
楽しかった…無料は有罪(ギルティ)!!ありがとうございました!#ゴルゴ13堺市 #ゴルゴ13 #さいとうたかを pic.twitter.com/fZ4n3gog6j
— Café☕ (@caffekotya) November 3, 2021
「ラスト・ループ」(『ゴルゴ13』第57巻「河豚の季節」第200話)では、
ゴルゴが言う「ギルティ」の意味が端的に表現されています。
「ラスト・ループ」のストーリーです。
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アメリカ空軍の曲技飛行チームのメンバーマイクルが、訓練中の事故で亡くなります。
マイクルの母マッジは、夫も爆撃機の操縦中の事故で亡くしており、夫と息子を亡くした
悲しみにくれます。
そんなマッジのもとにマイクルと同じ曲技飛行チームのメンバーがやってきます。
メンバーはマイクルの事故の前夜に、コカインの乱用でチームを追われたパーカー元大尉がやってきて、機体の格納庫からでてくるところを目撃し、パーカー元大尉が事故を起こした機体に細工をした可能性があることを告げます。
しかし、あくまでも可能性で事故調査委員会でも何も確証は得られず、マッジはある決断をします。
マッジは政府から支給されたマイクルの弔慰金の一部で、パーカー元大尉が機体に細工をしたか
はっきりさせてからパーカーを狙撃してほしいと、ゴルゴ13に依頼します。
通常の依頼ではなく、ターゲットの有罪の証拠を掴んだうえでの狙撃という依頼ですが、ゴルゴは
老婦人の願いを聞き入れます。
ゴルゴはまず調査員を雇い、パーカーに事故調査委員会での証人喚問が迫っていると嘘の情報を伝えます。
そしてラジオのDJも雇い、事故に関係した重要な証人から事情を聴く予定であるという偽のニュースも流します。
動揺したパーカーは自分の細工が発覚することを恐れ、農薬散布用の飛行機で逃亡をはかります。
ゴルゴはパーカーが証人喚問で自分の細工が発覚するのを恐れて逃亡したことを確認し、「証人喚問を恐れて逃亡・・・ギルティ(有罪)」と宣告します。
ゴルゴ13が下す有罪の意味は?
愛銃のM16アサルトライフルを構えたゴルゴ13が複葉機でパーカーの機体に接近、パーカーの
「うわーっ!」という絶叫とともに銃声がこだまするエンドカット。
ゴルゴに「ギルティ」と言われた者を待つのは断末魔の悲鳴と死。
ゴルゴの法廷には弁護人は執行猶予はなく、「ギルティ」は「死刑」を意味します。
「有罪」になった血液学者
ゴルゴ13の国籍だけでも知りたい…
これは血液サンプルG って名作。(興奮して眠れなくなった) pic.twitter.com/iHwXVxEq3K— わかめ団スペイサリー🐲 (@bvlyPRewz1EIqCj) September 13, 2019
「血液サンプルG」(『ゴルゴ13』第106巻第357話」では、
ゴルゴの出生地を探ろうととCIAと血液学者がある計画をたてます。
それはゴルゴの血液を分析してルーツを探るというものです。
ゴルゴが宿泊するホテルで腸チフスの感染者がでたということで、宿泊者は全員隔離され、
血液サンプルがとられます。
不審に思ったゴルゴですが、まずは隔離を受け入れて血液サンプルの提供にも応じます。(善良な市民ですね)
しかし「間違っても・・俺の血液を腸チフス検査の目的以外に・・使わないことだ」と
警告を発します。
隔離施設で過ごしながら、なかなか検査結果がでないことを不審に思ったゴルゴは再度
「断っておくが・・残った俺の血液は焼却処分にする事だ・・くれぐれも・・・」と
再度警告を出します。
そして血液分析室を盗聴し、血液学者と助手の会話に聞き耳をたてるゴルゴ、「間もなくGのルーツは判明するでしょう!」という血液学者の言葉を聞いたゴルゴが一言「ギルティ(有罪)」。
M16アサルトライフルのスコープに映るのは、施設に電気を供給する電線です。
施設の電気を遮断して、冷凍庫に保管されているであろうゴルゴの血液を出させ、
血液が入った試験管と血液学者を撃ち抜きます。
そして血液の分析結果がでて、ゴルゴのルーツを示す光点が画面に表示されます。
助手はゴルゴのルーツの場所を伝えようとしたところ眉間を撃ち抜かれ、
ゴルゴのルーツは明らかにはなりませんでした。
正確なルーツはわかりませんでしたが、研究の途中でバイカル湖周辺か
日本がゴルゴのルーツまでは判明しました。
ゴルゴの血液をめぐるストーリーでは「Gの遺伝子」があります。
(『ゴルゴ13』改訂版リーダーズチョイス収録第562話)
ゴルゴの娘?と思われる少女が登場するストーリーです。
これまで、ゴルゴ13のルーツを探るストーリーはいくつか描かれています。
「芹沢家殺人事件」では日本人説、「すべて人民のもの」では日露混血説があり、
今回の分析結果と矛盾していません。
ゴルゴ13の「ギルティ」スタンプやコラボ企画もあります
キティさんにぴったりなやつだ💕
私のスタンプ ゴルゴ13のみ🤣(ギルティ乱用)
今日からミドルネーム ゴルゴだ。笑
推しにときめくゴルゴ💖WWWWWWWWW pic.twitter.com/GLwhAPLOw0— .ちゆ-. (@225_chiiyuuuuu) May 31, 2021
「ギルティ」コラボはこちら
ゴルゴにギルティされた((((;゚Д゚))
「ストレス、疲労、睡眠…すべての指標がおまえの不養生を物語っている!自分を大切にしないおまえにギルティ!byゴルゴ13 」http://t.co/W5fiLTcRHG #ゴルゴ13by養命酒 pic.twitter.com/Lyx5duvolT— だいすけ (@dai_123456) August 3, 2015
養命酒とのコラボ企画でした。
ゴルゴ13のギルティ まとめ
1 ゴルゴのギルティは死刑台へのパスポート
2 ゴルゴなりにしっかり調べて「ギルティ」!
3 スタンプやコラボ企画でも「ギルティ」は重宝されています
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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