映画「ゾンビ」(1978)で頭が切断されるヘリコプター・ゾンビの名シーン

ゾンビ

ゾンビ映画の元祖ともいわれる「ZOMBIE(ゾンビ)」(1978)には数々の名シーンがあります。

それは、給油のため着陸したヘリコプターの回転するローターに近づいたゾンビが、
頭を切断されて倒れるシーンです。

このシーンはCGが発達した映画では違った表現になったと思いますが、
ZOMBIE(ゾンビ)」が製作された1970年代はCGはなく、おまけに低予算だったので
特撮用に大がかりな予算はかけられませんでした。

このため、ジョージAロメロ監督や特殊メイク担当のトム・サヴィーニアイディアらがアイディアをこらし、どこか滑稽ですが映画を通じて印象に残るシーンとなったのです。

映画「ZOMBIE(ゾンビ)」の「頭」の名シーンを徹底解説します。

「ZOMBIE(ゾンビ)」(1978)ヘリコプターゾンビのシーンは?

これが、「ZOMBIE(ゾンビ)」のファンの間で有名な「ヘリコプターの頭シーン」の直前のカットです。

このゾンビは映画に登場する多くのゾンビの中でも「ヘリコプター・ゾンビ」として有名です。

パイロットのスティーブンはヘリコプターのエンジン音で近づいてくる「ヘリコプター・ゾンビ」に気づきません。

ヘリコプター・ゾンビ」が障害物の木箱を越えようとして木箱の上に立ち上がった瞬間、頭がちょうどローターの高さにきて、頭が切断されてしまいます。

「ZOMBIE(ゾンビ)」(1978)の「頭」シーンは実写だった!

ツイッターのコメントのように、トム・サヴィーニの特殊メイクで頭をかさ上げして、
そこをヘリコプターのローターで切り裂いているように見えます。

CGのない時代の作品なので100%実写と思われます。

恐ろしい撮影です。

死んでいるゾンビが決死の撮影です

ツイッターのコメントのように、よく見るとゾンビが背伸びしています。

「ゾンビが背伸び!」です。

死んでいるゾンビが、どうして背伸びするのでしょうか・・。

命がけの撮影ながら、詰めの部分では背伸びで微妙に調整…。

ヘリコプター・ゾンビ」がファンの間で愛される名シーンとなっている所以です。

ちなみにこのシーンは「ディレクターズカット版」と「米国劇場公開版」のみで、「ダリオ・アルジェント監修版」ではカットされています。

「ZOMBIE(ゾンビ)」(1978)にはこんな名シーンも

これはトランポリン・ゾンビとしてファンに愛されています。

ロジャーがトラックで轢いたゾンビが弾き飛ばされるシーンですが、よくみると子供用のトランポリンが映っています。

思いっきり背面飛びするとはさすがのトランポリン・ゾンビです。

ゾンビ映画の名シーンはヘリコプターでゾンビ刈り

地上にあふれたゾンビから逃げるには空を飛ぶヘリコプターはうってつけで、
ほとんどのゾンビ映画にはヘリコプターが登場します。

さきほどの「頭」シーンもヘリコプターが使われていますが、新世代ゾンビ映画の「28週後…」では、ゾンビ映画の歴史に刻まれる名シーンがあります。

「28週後…」はスペイン人のファン・カルロス・フレスナディージョが監督をつとめています。「REC」などの新感覚のホラー映画を次々と生み出すスペイン人の感覚から生み出されたヘリコプターの「ゾンビ刈り」はさすがです。

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「ZOMBIE(ゾンビ)」の頭とヘリコプターの名シーン まとめ

1 ヘリコプター・ゾンビは死んでいるゾンビが決死の撮影

2 トランポリン・ゾンビはダイナミックな背面飛び

3 ヘリコプターのゾンビ刈りはゾンビ映画史に刻まれる名シーン

最後まで読んでいただきありがとうございます

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