ネタバレ！ゾンビ映画「ドーンオブザデッド」のその後はどうなった？

ゾンビ
2021.12.06

ゾンビ映画のレジェンド「ZOMBIE（ゾンビ）」（1978）の正式なリメイク版が
「ドーンオブザデッド」（2004）です。

ある日突然ゾンビが現れ、生存者はショッピングモールに逃げ込むという基本的な設定は
「ZOMBIE（ゾンビ）」同じです。

大きな違いは、ゾンビが全速力で走る、という点です。

ゾンビが全速力で走るのは、新世代ゾンビといわれる「28日後…」（2002）で
それまでののろのろ動くゾンビの姿を一新させ、よりスピーディーに生存者に危険が迫り、
展開の早いゾンビ映画となりました。

その後の多くのゾンビ映画でゾンビたちが素早く全力で走るようになりました。

ゾンビ映画の巨匠「ジョージAロメロ」監督の作品で「原点にして頂点」とも評される
「ZOMBIE（ゾンビ）」のリメイク版でありながら、
ジョージAロメロ監督が定義したスタイルを踏襲しないで新世代ゾンビで描かれた
「ドーンオブザデッド」のネタバレ解説です。

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ゾンビの正式リメイク「ドーンオブザデッド」

「ドーンオブザデッド」は「３００（スリーハンドレッド）」や「ジャスティスリーグ」を手掛けたザックスナイダー監督のデビュー作品です。

主演のアナにオスカー賞にノミネートされた実力派サラ・ポーリーを起用し、
圧倒的なカルト的な人気を得ていた「ZOMBIE（ゾンビ）」の正式リメイク版でありながら
メジャー映画として製作されました。

「ZOMBIE（ゾンビ）」と同様に主人公グループに女性と戦闘力の高い黒人がいる、
ショッピングモールに逃げ込む、主人公の恋人が助からない、
人間同士の仲たがいで破滅へ向かうという点は同じです。

走るゾンビに追い詰められることでサバイバル映画のテイストを強めていますが、
「ZOMBIE（ゾンビ）」へのリスペクトは感じられる作品です。

ゾンビ映画「ドーンオブザデッド」が描いた大群ゾンビとその後

「ドーンオブザデッド」でのゾンビ表現で特筆すべきは「大群ゾンビ」です 。

これまでの主なゾンビ映画ではこれほどの「大群ゾンビ」のシーンはありませんでした。

ゾンビは全力で走るうえに、これだけの大群に取り囲まれる恐怖感は格別です。

その後のゾンビ映画でも随所に「大群ゾンビ」のシーンは登場するようになります。

特に印象的なのはブラッドピット主演の「ワールド・ウォーZ」（2013）では、
さらに進化させた「大群ゾンビ」が描かれます。

「ドーンオブザデッド」のその後

映画のラストで、船でゾンビがいないとされた島を目指したアナたちですが、
食料も尽きたころにようやく島にたどり着きます。安住の地かと思いきや、
そこもゾンビで溢れていました。

この島が最初の発生源で、病院に運ばれてきたゾンビはこの島から運ばれてきていたのです。

アナたちが全滅する結末が示唆されます。

「死霊のえじき」のリメイク「デイオブザデッド」

「ドーンオブザデッド」はジョージAロメロ監督のゾンビ３部作のうちの「ZOMBIE（ゾンビ）」のリメイクですが、ゾンビ３部作の最終作「死霊のえじき」のリメイクが
「デイオブザデッド」になります。

ネタバレ！「ドーンオブザデッド」その後はどうなる？まとめ

１　「ドーンオブザデッド」は走るゾンビですが、「ZOMBIE（ゾンビ）」の基本線を踏襲

２　「ドーンオブザデッド」のラストは絶望的な未来を暗示

３　「ドーンオブザデッド」の大群ゾンビは「ワールドウォー・Z」にも影響

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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