ゴルゴ13の謎に満ちたルーツに迫る3作、その出生の秘密は?

出生 由来

国際超A級スナイパーのゴルゴ13、年齢、国籍など一切不明で、
どのようにして一流のスナイパーとして裏の世界で名を馳せるようになったか、
過去やルーツは全く不明です。

過去の作品でもゴルゴのルーツに迫る作品がいくつか書かれていますが、
どれも確定的なものはありません。

息子がいるという説もありますが、全体の流れのなかでは矛盾が生じることもあります。

ゴルゴルーツ編を徹底検証し、ゴルゴのルーツを探ります。

【無料】ゴルゴ13 最新話を楽しむ

電子書籍

今すぐお得にゴルゴ13を楽しむ

ゴルゴ13のルーツと出生の秘密を扱った「芹沢家殺人事件」

筆者が選ぶゴルゴ13ルーツ編のベストはこれ、
名作「芹沢家殺人事件」(『ゴルゴ13』第27巻第100話)です。

戦後の混乱期の東京で芹沢家の一家5人が殺害される凶悪事件が発生します。

捜査が進むにつれて、芹沢家は戦時中に誰一人として
軍隊に召集されていなかったという
謎が浮かび上がります。

芹沢家の一家が皆殺しになるなか、唯一生き残ったのが芹沢五郎。

この芹沢五郎が幼き日のゴルゴではないか?という仮説のもと展開する巨編です。

芹沢家殺人事件を担当した刑事の安井は、事件の謎を追いかけて、ある仮説に従って
戦後行方不明になった五郎がゴルゴ13だと確信します。

それは、『芹沢家は政府によってつくられた暗殺一族で、当時の政府高官暗殺事件に失敗した母親を芹沢家の一家が殺害します。当時8歳だった五郎には、家族による母親殺害の事実は隠されていましたが、五郎は偶然にもその現場を目撃してしまいます。そして五郎は1人で一家を殺害した』という仮説なのです。

幼き日に家族による母親殺害を目撃し、家族を自ら殺すというショッキングな生い立ち、
冷酷無比なゴルゴのルーツにふさわしい仮説です。

ファンの人気投票でも上位にランクインする名作なのですが、なによりも特筆すべきは
「ゴルゴ13」の漫画でありながら、主人公のゴルゴが写真でしか登場しない点です。

圧巻はラスト、安井は自らの狙撃をゴルゴに依頼します、ある条件をつけて。

それは、「額の前で杖を左右にふり、ゴルゴが五郎なら杖が安井の顔の左側に来たときに、
五郎でないならば右側に来たときに自分を狙撃してほしい
』というものでした。

そしてゴルゴの返答は杖が額の真ん中にきたときに狙撃をしたのでした。

はたしてゴルゴは五郎だったのか、答えは謎につつまれたままです。

生い立ちの壮絶さ、五郎の年齢がゴルゴの推定年齢に合致することから、
ゴルゴの生い立ちとして芹沢五郎がもっとも可能性が高いといえます。

 

ゴルゴの出生の秘密、スケール感ではこれ!

「すべて人民のもの」(『ゴルゴ13』第81巻第262話)傑作として名高い作品です。

ゴルゴの祖父がロシア皇帝につかえた怪僧ラスプーチンであるというもので、
ゴルゴがロシア帝国・ロマノフ王朝の末裔である第五皇女ドーラの子
グレゴリー・皇士・東郷=ロマノフと推測されています。

ラスプーチンは不思議な力をもった僧といわれていて、ゴルゴの洞察力、
危険察知能力はラスプーチンから受け継いだ力だとすれば納得がいきます。

そしてゴルゴの抹殺を依頼された殺し屋はニコライ・セルゲヴィチ・ロマノフ。

ドーラ皇女の息子であり、ゴルゴがドーラの息子なら、異父兄弟同士の戦いということになります。

ゴルゴがロシア王朝の末裔であり、その末裔同志で殺しあうという、ストーリーのスケール感が、
ゴルゴのルーツ編でも群を抜いた面白さとなっています。

各国の諜報機関がゴルゴについて語るとき、日露混血であると話すケースが多く、
諜報の世界でもゴルゴがロシア系であることが一定の信ぴょう性をもって信じられています。

 

ゴルゴ13のルーツ 全ストーリーとの関連性ではこれ!

「毛沢東の遺言」(『ゴルゴ13』第51巻第168話)は、
余命わずかとなった毛沢東の戦友・葉剣英は、毛沢東が残した遺言
小東郷を捜せ」を実行に移すべく行動を開始します。

葉剣英の命で「小東郷」を探すのは中国弁公室第四処の3人です。

弁公室第四処は中国の情報機関です。

3人は調査をすすめるうちに旧日本軍のエリート・東郷宗介が浮かび上がってきます。

東郷宗介は太平洋戦争中に関東軍が極秘に実施していた、
東洋人版“ルーベンスボルン作戦”で創出された、超高度東洋種族だったことを突き止めます。

弁公室の3人はゴルゴが東郷宗介の息子狂介なのではないかという結論にたどり着きます。

3人のもとに、以前にゴルゴに関するルポルタージュを書こうとしていた、
世界的ジャーナリスト「マンディワシントン」から、
ゴルゴの謎を暴くのはやめるよう警告されます。

弁公室の3人はミルズ島でゴルゴの出生の秘密に関するマッジ・ペンローズの草稿を入手しますが、そこにゴルゴが現れて、3人は射殺されます。

マッジはゴルゴを扱ったノンフィクションを書こうとして、
ゴルゴの爆殺された女流ミステリー作家です。

「毛沢東の遺言」では、ゴルゴのルーツを扱った「日本人・東研作」(マンディ・ワシントン登場)と「ミステリーの女王」(マッジ・ペンローズ登場)の2つのストーリーと交錯する、
ストーリー全体との関連性の高い作品となっています。

 

ゴルゴのルーツ 番外編 ゴルゴに子供が?「黒い瞳 EBONY EYES」

ゴルゴの息子とされるのは「冷血キャサリン」(『ゴルゴ13』第110巻第338話)に
登場するキャサリンがゴルゴと関係をもったあとに、黒い髪でとび色の瞳をもった
男児を生んでいます。

また「黒い瞳 EBONY EYES」(『ゴルゴ13』第55巻第177話)では
娼婦がゴルゴの子を産んだとしています。

どちらも真偽不明ですが、矛盾点があります。

ゴルゴは娼婦を買うときでも「果てません」、なぜ子供が生まれるのか矛盾が生じます。

 

 

ゴルゴ13のルーツ まとめ

1 説得力ナンバー1は芹沢五郎

2 スケール感ならグレゴリー・皇士・東郷=ロマノフ

3 全体との関連性なら東郷狂介

最期まで読んでいただきありがとうございます!

【無料】ゴルゴ13 最新話を楽しむ

電子書籍

今すぐお得にゴルゴ13を楽しむ

コメント

  1. […] ではゴルゴの本当の名前、本名は何なのか、それはゴルゴ13のルーツに深くかかわってくる話でもあります。ゴルゴのルーツは全くの謎で、各国の諜報機関の間で不確かながら言われているのは「日本人説」「日露混血説」です。 […]

  2. […] 「Gの遺伝子」(『ゴルゴ13』改訂版リーダーズチョイス収録第562話)はゴルゴ13のルーツをたどるシリーズの中では異色の作品です。 […]

タイトルとURLをコピーしました