ゴルゴ13 ビッグコミック第21号 さいとう・たかを追悼特集ネタバレ

ネタバレ予測

ゴルゴ13の作者、さいとう・たかを先生がすい臓がんで急逝され、
長年ゴルゴ13の掲載をしてきたビッグコミックでは、10月25日発売の21号で、
さいとう・たかを先生を偲ぶ追悼特集が組まれました。

さいとう・たかを先生の在りし日の写真や、長年担当してきた編集者のインタビュー、
漫画界の巨匠たちからのメッセージ、そしてさいとう・たかを先生が自ら脚本を書いた名作
「海へ向かうエバ」が再掲載されています。

ビッグコミック第21号を読まなくてもわかる追悼特集解説です。

ゴルゴ13 追悼特集 目次

PART1 思い出のページから

PART2 偉大なる師の肖像

PART3 最後に一言、メッセージを

ゴルゴ13 追悼特集 PART1「思い出のページから」ネタバレ

ゴルゴ13の作者さいとう・たかを先生の追悼特集のPART1「思い出のページから」は
在りし日のさいとう・たかを先生の秘蔵写真の紹介です。

執筆中のさいとう・たかを先生の様子や漫画界の巨匠たちのゴルフ界「イージー会」での写真、
漫画作者との旅行や懇親会での写真、さらには岩手県石巻市でのプライベートショットなど
19枚が掲載されています。

写真に写っている「イージー会」のメンバーは黒鉄ヒロシ氏、藤子不二雄A氏、古谷氏、ちば氏、永井豪氏、武論尊氏、やまさき十三氏、かざま鋭二氏、大島やすいち氏、秋本治氏、村上もとか氏、七三太朗氏、北見氏、永井氏マネージャーで、まぎれもない日本の漫画界の巨匠たちのくつろいだ姿がみられます。

ゴルゴ13 追悼特集PART2「偉大なる師の肖像」ネタバレ

さいとう・たかを先生の元担当編集者で「MASTERキートン」の作者、
映画「20世紀少年」脚本「闇の少年」の小説原作者でもある長崎尚志氏の追悼記事です。

長崎氏は20代のころからさいとう・たかを先生の担当となり、
当時からビックコミックでの稼ぎ頭だったさいとう・たかを先生の膨大な作業量から、
担当した当初は不安な気持ちだったことを明らかにしています。

そしてさいとう・たかを先生に初めて会ったとき
人を射抜くような目をしておっかない人という印象だったが、
急に優しい笑顔になり、いかに担当者を頼りにしているか、一生懸命話してきたそうです。

さいとう・たかを先生が言っていた
「劇画で一番大切なのは絵じゃない・・構成や。構成がプロの腕の見せどころや」
という言葉が今でも忘れられないと話しています。

また、さいとう・たかを先生は超酒豪で、
週に2回は銀座や新宿に朝5時、6時まで飲みにいっていたそうです。

ゴルゴついてまことしやかに言われている都市伝説、
さいとう・たかを先生はゴルゴの目だけを書く、ということは完全なデマとし、
ゴルゴだけはさいとう・たかを先生がペン入れしていたと話します。

またゴルゴ13の最終回についても、さいとう・たかを先生に直接聞いたことがあって、
最初からデューク東郷の最期は頭の中で決まっていて、
最終回を書いてくれといわれたらいつでも描きます、描きたくて描きたくてしょうがないんですから」と周囲を笑わせていたそうです。

ゴルゴ13 追悼特集PART3「最後に一言、メッセージを」ネタバレ

秋本治氏、ちばてつや氏、武論尊氏、池上遼一氏、黒鉄ヒロシ氏、藤子不二雄A氏、やまさき十三氏、北見けんいち氏からの直筆色紙とメッセージが寄せられています。

それぞれの巨匠たちのタッチによるゴルゴが興味深いです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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